【女優】永野芽郁が、『俺物語!!』で開花した才能とは！？

今やテレビや映画で見ない日はないほど大活躍中の女優の永野 芽郁( ながの めい )さん♪♪

透明感のあるルックスと、自然体な演技力で多くのファンを魅了してきましたよね。1999年、東京都で生まれ、小学生の頃にスカウトされて芸能界デビュー。もともとはモデルとしてキャリアをスタートさせ、ファッション誌「ニコ☆プチ」や「nicola」などで活躍されました。

そんな永野芽郁さんの女優としての大きな一歩となったのが、2015年に公開された映画『俺物語!!』です。「少女漫画の実写化」というと、王子様系イケメンとキュートなヒロインのラブストーリーを思い浮かべがち。でも、この作品はちょっと違います。主人公は身長2メートル、体重120キロという、いかつくて純情な男子高校生の剛田 猛男( ごうだ たけお )。永野さんが演じたのは、そんな猛男に一目惚れする、可憐で優しい女子高生の大和 凛子( やまと りんこ )という役でした。

ヒロイン像としては一見シンプルですが、この凛子というキャラクターは、作品全体のピュアさを支える重要な役どころ。演じる側には、繊細な感情表現や空気感の演出が求められました。

「なぜ、あの映画が永野芽郁の女優人生を変えたのか？」

そんな問いに答えるべく、この記事では『俺物語!!』を通して見えてきた、永野芽郁さんの才能の開花について詳しくご紹介します！

それでは、最後までチェックしてみてください♪♪

永野芽郁さんのプロフィール

『俺物語!!』が、永野芽郁さんにもたらした転機とは！？

映画『俺物語!!』は、永野芽郁さんにとって女優としてのターニングポイントでした！

それまでモデルや子役として活躍していた永野さんが、初めて本格的にヒロインを務めたこの作品で、【女優】永野芽郁としての才能が一気に開花したのです。

いかつくて不器用な高校生の猛男に一途に想いを寄せるヒロインの大和凛子という役柄は、可憐なだけではなく、どこか芯の強さや優しさがにじみ出る難しい役どころ。永野さんはこの役を、ただ可愛い女の子として演じるのではなく、丁寧に心情を読み取り、細やかな表情で表現しました。

その演技力が多くの観客に評価され、以後のキャリアに確かな道を拓くきっかけとなったのです。

さらに、共演の鈴木亮平さんや坂口健太郎さんといった実力派俳優たちとの現場で、永野さんは「演じるとは何か」「役と向き合うとはどういうことか」を学び、女優としての在り方を深く考えるようになります。周囲の支えと、自身の努力が重なり合ったこの経験は、永野さんにとって何よりの財産となったと後に語っています。

つまり、『俺物語!!』は、殻を破った作品であり、飛躍の起点でもある。この一作が、今の永野芽郁を形作った原点と言っても、決して過言ではありません！

『俺物語!!』が引き出した永野芽郁さんの魅力とは！？

永野芽郁さんの魅力を、映画『俺物語!!』はどう引き出していったのでしょうか。ここでは、その軌跡を少し詳しく見ていきましょう！

オーディションで選ばれたヒロイン役：自然体の魅力が評価された背景

永野芽郁さんが『俺物語!!』のヒロインの大和凛子役に抜擢されたのは、永野さんの持つ自然体の魅力。

オーディションでは、猛男くんの魅力を友人にアピールするシーンが課題として出されましたが、永野さんはその場で凛子ちゃんになりきり、自然な演技を披露しました。​永野さん自身も「自分と凛子ちゃんは少し似ているところがある」と感じたと語っており、その等身大の演技が評価されたんだとか。​

原作とアニメの読み込み、目の動きなど細部へのこだわり

役作りにあたり、永野さんは原作漫画やアニメを何度も読み返し、大和凛子の仕草や表情を研究しました。​監督からは「目のお芝居と動き」を意識するよう指示され、台本を何度も読み返して細部まで考え抜いたといいます。

​日常生活でも凛子ちゃんの仕草を取り入れ、役に自然と馴染むよう努めていました。

仙台ロケ、キャストとの交流や関係性

仙台でのロケ撮影では、共演者との交流が深まり、作品への没入感が高まりました。

​撮影後には共演者と食事に行ったり、カラオケやボウリング、映画鑑賞、プリクラ撮影などを楽しみ、まるで「大きな家族」のような関係性が築かれました。​

特に、鈴木亮平さんの役作りへの真摯な姿勢や、坂口健太郎さんのクールながらも優しい人柄に刺激を受け、永野さん自身も「こんなんじゃダメだ」と感じ、役と真剣に向き合うようになったと語っています。​

共演者やスタッフからの高い評価と信頼

撮影現場の永野芽郁さんは、誰に対しても丁寧で真っ直ぐ。共演者やスタッフとの関係も自然に築き上げていきました。

演技に対する前向きな姿勢とコミュニケーションの細やかさは、周囲からも「また一緒に仕事がしたい」と言われるほどの好印象。そして撮影終了後には、自ら感謝の気持ちを伝える場面も。

小さな気遣いが、共演者やスタッフの心にきちんと届いていたことが感じられますよね♪

永野芽郁さんが、感じた『転機』とは！？

永野芽郁さんは以前、「思ったように演技ができない」と悩んでいました。

けれど映画『俺物語!!』の現場では、共演者や監督からのあたたかな支えに背中を押され、「やるしかない！」という気持ちで挑めたと言います。

恥ずかしさを乗り越え、本番の1回目から思い切って演じられるようになったことで、自分の感情をしっかりと演技にのせることができたそうです。この経験が、「本当の意味で演技と向き合うスタートだった」と語る永野さん。

永野さんにとって『俺物語!!』は、女優人生の大きな目覚めとなった作品となりました。

永野芽郁さんのリアルな青春！現場で得た絆や変化とは！？

映画『俺物語!!』の現場は、永野芽郁さんにとってまさに青春そのもの。作品づくりを超えて、仲間との深いつながりや、プロとしての意識の芽生え、そして女優としての確かな成長を経験しました。

ここからは、そんな永野さんが撮影現場でどんなふうに刺激を受け、どう変化していったのか。心が温かくなるようなエピソードを交えながらご紹介します♪

プロ意識に刺激を受けて

映画『俺物語!!』で共演した鈴木亮平さんは、役作りのためにわずか40日間で30kgの増量を果たし、猛男役に挑みました。​

その姿勢に、永野芽郁さんも大きな刺激を受けたと語っています。​撮影現場では、鈴木さんの役への向き合い方やプロ意識に触れ、「自分ももっと頑張らなければ」と感じたそうです。

優しさと切り替えの早さに学ぶ

共演者の坂口健太郎さんは、現場での優しさや、演技への切り替えの早さが印象的だったと永野さんは述べています。​撮影中、演技に悩んだ際には坂口さんに相談し、その的確なアドバイスに支えられたこともあったそうです。

坂口さんのクールな一面と、優しい人柄のギャップが、永野さんにとって大きな学びとなりました。

共演者やスタッフとの絆を深めて

撮影終了後、永野芽郁さんは共演者への感謝の気持ちを込めて手紙を書きました。​

鈴木亮平さんには、こっそりとカバンに手紙を忍ばせ、坂口健太郎さんには直接手渡しで「家に帰ってから読んでください」と伝えたそうです。​坂口さんは手紙を読んで涙を流し、鈴木さんからは「芽郁がいるから俺も猛男でいることができた」と感謝の言葉が返ってきたんだとか。

​このエピソードからも、共演者との深い絆が感じられますよね♪♪

できなかった過去から、やってみたいへ。演技に向き合った日々

実は、永野さんにはこんな過去がありました。

あるドラマで泣く演技がうまくできず、心が折れかけたことがあったのです。「もうダメかもしれない」。そんな想いがよぎる中、それでも諦めなかった永野芽郁さん。

『俺物語!!』では、共演者や監督の優しい声かけに支えられ、「まずはやってみよう」という気持ちに変わっていきました。結果、自分の気持ちをセリフにのせる楽しさを感じ、「できない」から「もっと演じてみたい」に変わったと言います。

この作品での経験が、永野芽郁という女優の新たなステージを切り開くきっかけになったのは間違いありません。

自然体な演技が多くの共感を呼んだ

映画『俺物語!!』の公開後、観客からの反応はとても好意的なものでした！

試写会では笑いと感動の声があふれ、SNSやブログでも「永野芽郁がかわいい！」「凛子ちゃんそのもの」といった感想が続出。注目されたのは、永野さんの自然体の演技。作り込まないリアルな表情や仕草が、観る人の心に強く響きました♪

それまでモデルや子役として活動していた永野さんにとって、この映画はまさに女優として一歩踏み出した記念すべき作品。

口コミによってその魅力がどんどん広がり、【女優】永野芽郁としての評価が爆上がりしました！『俺物語!!』は、永野さんが、ただのかわいい子から、演技で魅せる女優と進化した大きな転機となりました。

まとめ

2015年公開の映画『俺物語!!』は、永野芽郁さんにとって単なる出演作ではなく、女優としての新たなスタートラインとなった作品です。​

当時10代だった永野さんが演じたのは、純情な高校生の剛田猛男に一目惚れされるヒロイン、大和凛子。​一見シンプルな役柄ですが、作品全体の純粋な雰囲気を支える重要な存在であり、繊細な感情表現が求められました。​

永野さんはこの役を、ただ可愛いだけのキャラクターとしてではなく、内面の優しさや芯の強さを丁寧に表現。​その自然体な演技は多くの観客の共感を呼び、女優としての評価を高めるきっかけとなりました。​

また、共演者である鈴木亮平さんや坂口健太郎さんとの現場での交流を通じて、演技に対する姿勢やプロ意識を学び、自身の成長へとつなげていきました。​撮影終了後には、共演者への感謝の気持ちを手紙で伝えるなど、周囲との信頼関係を築く姿も印象的でした。​

『俺物語!!』での経験は、永野さんにとって演技に真剣に向き合うきっかけとなり、その後の代表作『半分、青い。』や『ハコヅメ』などへとつながっていきました。永野芽郁さんの女優としての歩みを語る上で、決して外せない作品と言えるでしょう。！

これからも、等身大の魅力と芯のある演技で、私たちの心を動かしてくれる永野芽郁さんの活躍に注目ですね♪♪