【大相撲界の“秒速出世力士”】異例のスピードで幕下付出から十両優勝を飾る!
突き押し一本、全力勝負。
その力士とは、三田関こと三田 大生(みた たいき)さん。
大学相撲から幕下付出で角界入りし、わずか数場所で十両昇進、さらに優勝まで駆け上がった“異例のスピード出世力士”です。
鋭い立合いと迷いのない取り口、そしてざんばら髪の土俵入りは、まさに今しか見られない貴重な姿。実直な性格と強い覚悟を滲ませる言葉に、相撲ファンからも、また新たに大相撲に興味をもった人からも一目置かれる力士です。
そこで今回は、そんな三田関のプロフィールをwikipedia風にまとめていきたいと思います!
ぜひ、最後までご覧ください♪
⭐ 三田関のプロフィール

- 四股名:三田
- 本名:三田 大生 (みた たいき)
- 生年月日:2001年12月13日
- 出身地:栃木県大田原市
- 身長 / 体重:172 cm / 125 kg
- 好きな食べ物:うなぎ
- 趣味:サウナ
- 好きな音楽:サンボマスター
- 好きな漫画・アニメ:『バキ』
- 所属部屋:二子山部屋
- 相撲を始めた年齢:5歳
- 初土俵:令和6年(2024年)9月場所(幕下付出し)
- 新十両昇進:令和7年(2025年)5月場所
- 最高位:西十両4枚目
👤 三田関の特徴
173cm・124kgと小兵と言われる力士であるが、素早さ動きから繰り出される鋭い立合いと突き押しを得意としており、幕下付出から一気に関取へと駆け上がった背景には、迷いのない攻めと土俵際での冷静な判断力がある。
特に、立ち合いでのスピードと間合いの詰め方には定評があり、相手の懐に素早く飛び込むスタイルで連戦連勝。技を出すテンポ、押し切る力、そして押し出しに至るまでの“前傾バランス”のコントロールは、まさに経験値と鍛錬の賜物だ。
📖 三田関のエピソード
父と歩んだ“原点の土俵”
三田関の原点は、父親が開いた相撲教室「おおたわら修志館」。まだ幼い頃、道場の土俵で稽古を見ていた三田少年は、やがて自然と廻しを締めるようになりました。
「勝ちたい」という気持ちだけでなく、父と一緒に相撲に向き合う時間が、今でも土台になっているそうです。
怪我が教えてくれた“覚悟”
大学4年時に負った膝の大怪我は、三田関の相撲人生を大きく揺さぶる出来事でした。一時は現役引退も頭をよぎるなか、「やれるところまでやりたい」という想いでリハビリに励みます。
「ケガをして、やっとわかった。相撲が、人生そのものだった。」そんな気づきが、今の“迷いのない突き押し”につながっているのでしょう。
土俵に上がる“ざんばら髪”
十両に昇進した現在も、三田関は髷(まげ)が結えず、ざんばら髪のまま土俵入りしています。本人は「これはこれで、自分らしいかなと思っています」と笑顔で語ります。
派手なアピールはしないけれど、地道に実力を積み重ねていく。そんな姿勢に、三田関のファンが日に日に増えてるんだそう。
🏫 三田関の経歴
栃木県大田原市出身。幼少期から父親の運営する相撲教室「おおたわら修志館」で相撲に親しむ。
黒羽高校、近畿大学で実力を伸ばし、大学では全国優勝も経験。大学4年時に膝を負傷するも復帰し、2024年に二子山部屋に入門。幕下付出しでデビュー。
その後、わずか4場所で十両昇進。2025年には十両昇進後、わずか3場所で十両優勝を果たすなど、異例のスピード出世を遂げた。
🏅 三田関の主な実績
- 2024年9月場所:幕下最下位格付出(付出)でプロ初土俵(5勝2敗)
- 2025年1月場所:幕下15枚目で6勝1敗(あと1勝で十両昇進)
- 2025年3月場所:西幕下4枚目で5勝2敗
- 2025年5月場所:新十両昇進(プロ4場所目)
- 2025年5月場所:十両初場所で途中休場(12日目に勝ち越し後、左手中手骨骨折)
- 2025年7月場所:十両2場所目で11勝4敗、十両優勝を達成
🎯 三田関の今後の展望
三田関は、2026年の幕内昇進、そしてその先にある三役・横綱戦線への突入に向けて、大きな飛躍が期待されています。
- 幕内昇進での活躍
- 上位力士との対戦による経験値の蓄積
- 突き押し相撲の完成度向上による安定感の確立
特に、突き押しの威力とスピード感はすでに十両上位でも通用しており、「幕内の壁」を突破できるポテンシャルを十分に備えています。
現在は“ざんばら髪の関取”としても注目を集めていますが、その見た目以上に評価されているのは、誠実で真面目な稽古態度と冷静な取り口です。
三田関は、番付だけでなく、土俵上での姿勢や取り組みによって、これからの大相撲を担う存在へと成長していくでしょう。
🌈 まとめ
十両優勝という大きな一歩を踏み出した三田大生関。
その姿は、努力と覚悟が生み出した“結果の証”であり、同時に「ここからが始まりだ」という意思を感じます。
まだ土俵に上がって1年足らず。
だけど、目指す場所はもっと先、幕内の土俵、三役、そしてその先の夢の舞台。
三田関が歩むこれからの道のりは、決して平坦ではないでしょう。
けれど、どんな壁にも迷わず向かっていくその姿に、大相撲の未来を託したくなる力を感じます。
「突き押し一本」で切り開いてきたこの道を、さらに太く、力強く。
次の場所も、その次の場所も、三田関の進化から目が離せません。
未来の大一番へ向かう三田大生関を、これからも一緒に応援していきましょう!