映画『パシフィック・リム』を観て、「えっ、芦田愛菜ちゃん出てたっけ?」と思った人、実はけっこう多いんです。
でも実は、あの印象的な回想シーンに登場していた赤い靴の少女こそが、小さい頃の芦田愛菜さん!あれが、芦田愛菜さんのハリウッドデビューだったんです!
この記事では、映画ファンの目でもう一度じっくり振り返れるように、芦田さんの出演シーンや役どころ、さらに監督との裏話や演技に対する評価まで、深掘りしてご紹介していきます。
✅ この記事でわかること
- 芦田愛菜が演じたのはどんな役?
- 見逃しがちな登場シーンってどこ?
- デル・トロ監督が送った天才的な賛辞
- 撮影の裏話&知られざる現場エピソード
気づけばきっと、もう一度『パシフィック・リム』を観返したくなるはず!
それでは、最後までお楽しみください♪♪
実は、出演していた!? 芦田愛菜さんが演じた『あの少女』とは!?

「えっ、映画『パシフィック・リム』(2013年公開)に芦田愛菜さんが出ていたの?」
そう思われた方も、きっと多いのではないでしょうか。ですが実は、しっかり出演されています!
芦田さんが演じたのは、菊地凛子さんが演じるヒロイン「森マコ」の幼少期。登場するのは、マコが怪獣に襲われた過去を思い出す、非常に印象的な回想シーンです。
物語の舞台は日本。小さな少女が、赤い靴を手に泣きながら崩れゆく街を逃げる姿。その少女こそが、芦田愛菜さんなんです!
登場時間は決して長くありませんが、その短いシーンの中でも、観る人の心に強く残る存在感を放っています。「この子は誰?」と気になった方が多いのも、その演技力の証ではないでしょうか。
監督も思わず絶賛。芦田愛菜さんの神演技とは!?

実はこの回想シーン、すべてCG合成(グリーンバック)で撮影されています!
つまり、現場には怪獣も崩壊した街も存在せず、芦田さんはすべてを想像の中で演じていたということになります。
しかも当時、芦田さんはまだ7歳。そんな年齢でありながら、30回以上のテイクにも集中力を切らさず挑み、感情を込めすぎて顔が少し腫れてしまったというエピソードまで残っています。
まさに、子役とは思えないほどのプロフェッショナルな姿勢。この演技には、ギレルモ・デル・トロ監督も深く感銘を受けたそうですよ。
「彼女は天才。本当は50歳なんじゃないかと思うくらい賢いし、堂々としている。」
と、年齢を忘れてしまうほどの演技力を絶賛。もちろんこれは最大限の褒め言葉です。
また、現場では「トトロって呼んでください」と、にこやかに話しかけてくれる場面もあったそうで、その可愛らしさとユーモアでスタッフたちの心を和ませていたそうです。
子どもとは思えない表現力と、子どもらしい無邪気さ。その両方を兼ね備えていた芦田さんの存在は、現場でも特別な輝きを放っていたのでしょう。
『赤い靴の少女』それは、芦田愛菜さんでした!

物語の中でも、この回想シーンは非常に重要な意味を持っています。
ヒロインの森マコが「なぜ戦うのか」、そして「どのような過去を背負っているのか」が描かれており、森マコという人物の原点に触れるシーンです。
幼いマコは、怪獣〈KAIJU〉によって両親を失い、破壊された街の中をひとり逃げ惑います。そんな極限の状況の中で、巨大ロボット〈イェーガー〉に救われたという体験こそが、マコが戦う理由の礎となっています。
だからこそ、赤い靴を握りしめた少女の演技には、物語全体の説得力を高める力があり、セリフは一切なくとも、目線や表情だけで心情を語るその姿には、強い印象を受けた方も多いのではないでしょうか。
この難しい役どころを、当時わずか7歳の芦田愛菜さんが見事に演じきったことには、本当に驚かされます。「あの少女が芦田愛菜さんだったのか」と気づいたときの感動を、ぜひ多くの方に味わっていただきたいと思います。
まとめ

『パシフィック・リム』を観てて、「この子役…誰!?」って思った人、正解!!
それが、芦田愛菜ちゃんです!
出番は短いけど、あの赤い靴の少女の数分が、物語の核心を支える超重要なシーン。演技力も存在感も、本当に圧巻です。
次に『パシリム』を観るときは、冒頭のあの少女に、ちょっとだけ意識を向けてみてください。
きっと、映画全体の見え方がガラッと変わるはずです。