あなたは、『トミー・エドマン』という名前を聞いて、どんな選手を思い浮かべますか?
この記事を読み終えたとき、あなたの中の“エドマン像”はきっと180度変わっているはず!
メジャーリーグの名門、ロサンゼルス・ドジャースで活躍する、走攻守三拍子そろった“万能型”プレーヤー。
その名も、トミー・エドマン(Tommy Edman)。
名門スタンフォード大学出身の知性派にして、2024年からドジャースで新たなキャリアを歩み始めました。さらに2023年には、母のルーツをたどってWBC韓国代表としても活躍。
知性と冷静さ、堅実さと機動力。チームを支える縁の下の力持ち。気づけば試合を動かしている。そんな“勝てる野球”を体現する男、それがトミー・エドマン選手です。
そこで今回は、そんなトミー・エドマン選手のこれまでの軌跡を、wikipedia風にプロフィール形式でまとめていきたいと思います!
それでは、最後までお楽しみください!
⭐ トミー・エドマン選手のプロフィール

- 氏名:トミー・ジョセフ・エドマン(Tommy Joseph Edman)
- 韓国名:郭 賢洙(곽 현수 / Gwak Hyun-su)※一部メディアやファンが使用。
- 生年月日:1995年5月9日
- 出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 パロアルト
- 身長 / 体重:178cm / 83kg(5 ft 10 in / 183 lb)
- 投打:右投両打(スイッチヒッター)
- ポジション:内野手(主に二塁手・遊撃手・三塁手)/ 外野(左翼手・中堅手)
- 所属チーム
- セントルイス・カージナルス(2019年~2024年7月)
- ロサンゼルス・ドジャース(2024年7月〜)
- ドラフト:2016年 MLBドラフト6巡目(全体196位)※セントルイス・カージナルスから指名
- 学歴:スタンフォード大学 (数学・計算科学専攻)
- 代表歴:2023年 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)韓国代表として出場(韓国系アメリカ人枠)
👤 トミー・エドマン選手とは?
👤 トミー・エドマン選手の特徴は?
🧤 MLB屈指のユーティリティプレーヤー
内野では二塁・遊撃・三塁をこなし、近年では外野も守備範囲に。ポジションを問わず安定した守備を披露し、2021年にはナショナルリーグのゴールドグラブ賞(二塁手部門)を受賞しました。
守備範囲の広さ、俊敏な反応、そして強肩。すべてを兼ね備えた守備職人です。
🏃♂️ 俊足と走塁センス
毎年、約20盗塁以上を記録しており、常に塁上で相手バッテリーにプレッシャーをかけ、スピードだけでなく、「走るべきタイミングを見極める頭脳」と「スタートの反応速度」も一級品で、成功率の高い“狙えるランナー”としても知られています。現ドジャース監督で、盗塁王としても知られデーブ・ロバーツさんからも絶大な評価を得ていることでしょう。
⚾ スイッチヒッターとしての柔軟な打撃
右投手にも左投手にも対応できる“スイッチヒッター”として打席に立つのが、エドマン選手のもう一つの強み。どちらの打席でも対応力が高く、状況に応じてコンパクトにヒットを狙うスタイルは、下位打線でもチャンスを演出するドジャース野球に最適。2021年にはリーグ最多の打席数を記録し、長丁場のシーズンでもバテずに戦い抜く“鉄人タイプ”の選手でもあります。
🎓 知性派アスリートの代表格
名門スタンフォード大学出身というバックグラウンドを持ち、野球センスだけでなく“学力”もトップクラス。計算された守備位置取り、走塁判断、投手心理の読みなど、試合を“思考で支配するタイプ”のプレーヤーとして、首脳陣からの信頼も非常に厚い選手です。
📖 トミー・エドマン選手のエピソードとは?
🧒 少年時代と野球との出会い
トミー・エドマン選手は、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ近郊で育ち、幼少期から野球に親しんでいました。エドマン選手の母親は韓国出身であることから韓国文化を重んじ、さらには野球を通じて多文化的な感性も磨かれていったそう。高校時代は La Jolla Country Day School に通い、優秀な成績(学業・野球とも)を残しており、少年期から野球と学業の両立を目指していました。
🏫 大学時代、そしてプロ入りへ
その後、エドマン選手は名門 Stanford University に進学し、大学野球チーム “Stanford Cardinal” にて活躍しました。出塁数・盗塁・守備など多面的に結果を残し、2016年の MLBドラフト では6巡目(全体196位)でセントルイス・カージナルスから指名を受け、プロの世界へ飛び込みました。プロ入り後はマイナーリーグを経て、2019年6月8日にメジャーデビューを果たしました。
🌍 国際舞台でもその存在感を発揮
さらに、エドマン選手は2023年の ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国代表として出場しました。母親の韓国系のルーツを活かし、国際大会における貴重な一翼を担いました。
🧘♂️ 確固とした姿勢と日々の積み重ね
エドマン選手は試合後の発言でも、「目立つことより、勝つこと」「日々丁寧に積み重ねること」を大切にしており、その姿勢が守備・走塁・打撃といった多面にわたる活躍につながっています。
彼のような「万能型プレーヤー」が評価される背景には、華やかさだけでなく、地道な努力と多角的な成長があります。

🏅 トミー・エドマン選手の主な成績と実績とは?
| 年度 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | OPS | 守備位置 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019 | .304 | 11 | 36 | 15 | .850 | 二塁・三塁 |
| 2021 | .262 | 11 | 56 | 30 | .695 | 二塁(GG受賞) |
| 2022 | .265 | 13 | 57 | 32 | .725 | 二塁・遊撃 |
| 2023 | .248 | 13 | 47 | 27 | .717 | 遊撃・外野 |
| 2024 | .271 | 9 | 39 | 19 | .744 | 中堅・左翼 |
※通算盗塁数100超え、三塁打も毎年リーグ上位を記録
※守備指標(DRS / OAA)はいずれもMLB平均を大きく上回る
※2021年 ゴールドグラブ賞(二塁手部門)
出典:Wikipedia
💍 日本・フィリピンにルーツを持つ妻「クリステン・エドマンさん」
トミー・エドマン選手は、2019年にクリステン・エドマンさん(旧姓:シオタニ)と結婚しました。クリステンさんは父が日本人、母がフィリピン人というバックグラウンドを持ち、アメリカで生まれ育った日系・フィリピン系アメリカ人です。
二人は大学時代に出会い、共にスタンフォード大学に在籍していたこともあり、知性と誠実さを共有するカップルとしても知られています。
2024年には、夫婦で東京・築地市場を訪れた様子がクリステンさんのSNSに投稿され、和牛ステーキやラーメン、大福などを楽しむ様子が日本のファンからも親しまれています。
出典:スポニチアネックス
🎯 トミー・エドマン選手の今後の展望
2025年シーズン、ドジャース移籍後初のフルシーズンとなったエドマン選手は、ユーティリティプレーヤーとして攻守にわたり安定した貢献を続け、ついにチームのワールドシリーズ進出に大きく貢献しました。
内外野をこなす柔軟な守備力、スイッチヒッターとしての対応力、そして俊足を活かした走塁は、シーズンを通して“縁の下の力持ち”としてチームを支える存在に。
🚀 今後の注目ポイント
- ポストシーズンでのキーマンとしての役割:多様な守備・戦術に対応できるプレースタイルは、短期決戦でも貴重な戦力。代走・守備固め・小技の場面で重要な局面を任される可能性大。
- ドジャースでの存在感の確立:2025年を経て、今後も“チームに欠かせない戦術型プレーヤー”としての地位を築くことが期待されます。
- アジア系MLBプレーヤーの象徴として:韓国代表としてWBCに出場した経験、日本文化を理解する家庭環境など、国際的な存在感も高まっており、次世代の“多文化アスリート”として注目される存在に。
🌈 さいごに
ここまで、いかがでしたか?
2025年、ワールドシリーズという最高の舞台に立つトミー・エドマン選手。
走攻守すべてにおいて信頼されるプレー、そして静かにチームを支える姿は、勝利に不可欠な“つなぎ役”そのものです。
エドマン選手のプレーが、次の1点を呼び、1勝をもたらす。そんな瞬間が、この先の戦いでもきっと待っています。
職人気質で、確実に勝利に近づける男。それが、トミー・エドマン選手です。
野球を知る人ほど、トミー・エドマン選手の価値がわかる。
そんな選手を、私たちはこれからも全力で応援していきましょう!


