河合 優実(かわい ゆうみ)さんといえば、日本の映画界に新しい風を吹き込んでいる若手女優のひとりですよね♪
ちょっとミステリアスで独特な雰囲気のある河合さん。画面に映るたび「この子、ただ者じゃないな…」と思った人も多いのではないでしょうか?
デビューは2019年、TBSドラマ『インハンド』。そして2024年のドラマ『不適切にもほどがある!』で演じた昭和の不良少女の純子を熱演。その演技が話題となり、一気に全国区の女優さんに。
今回は、これまで受賞歴や制作スタッフの評価をもとに、河合優実さんの演技力について考察していきます!
それでは、最後までお楽しみください♪
⭐ 河合優実のプロフィール

- 氏名:河合 優実 (かわい ゆうみ)
- 生年月日・年齢:2000年12月19日生まれ(現在24歳)
- 出身地:東京都練馬区
- 身長:166 cm
- 所属事務所:鈍牛倶楽部
- 学歴:東京都立国際高等学校卒業、日本大学芸術学部演劇学科中退
- 趣味・特技:歌、ダンス、絵
- 職業:女優
- 経歴・活動概要:
- デビュー:2019年に映画『よどみなく、やまない』(短編)で俳優デビュー。翌年テレビドラマ『インハンド』(TBS)で初出演
- ブレイク:2024年1月放送のドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS)で、昭和の不良少女「小川純子」役を演じ、全国的に注目を集める
- 映画での活躍:『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』などで新人賞を複数受賞するなど高く評価される
- 2024–2025年:『あんのこと』『ナミビアの砂漠』の主演演技で、第79回毎日映画コンクール主演女優賞、第67回ブルーリボン賞主演女優賞、第98回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞、第48回日本アカデミー賞優秀主演女優賞などを受賞
🎯 河合優実の演技力とは?
その理由は、受賞歴や映画監督の評価、視聴者の絶賛コメントにありました。
📊 河合優実の演技力の高さを裏付ける主な受賞歴とは?
- 第48回 日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞(2025年 /『あんのこと』)
河合優実さんが本格的に“すごい女優”として注目されたのが、この日本アカデミー賞。映画『あんのこと』では、現代社会の中で必死に生きる少女をリアルに、そして全身全霊で演じきり、「これは演技というより“生き様そのもの”」と絶賛されました。日本アカデミー賞は言わずと知れた国内最高峰の映画賞。この最優秀主演女優賞を受賞したことで、河合さんの実力が本物であることがわかります。
- 第98回 キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞(2025年 /『ナミビアの砂漠』『あんのこと』)
さらに、映画ファンや評論家からの支持も抜群。『ナミビアの砂漠』と『あんのこと』という全く違うタイプの作品で、役ごとにまったく別人に見える“カメレオン女優ぶり”を発揮!繊細な感情表現や目の動き、しぐさ一つひとつが役の深みをつくり出し、キネマ旬報では「新しい主演女優像を見せてくれた」と評価されました。
🎬 現場のプロが語る、河合優実の演技力とは?
- 入江悠監督(2024年 / 映画『あんのこと』)
2024年公開の映画『あんのこと』でメガホンを取った入江悠監督は、河合優実さんについて「彼女が画面にいるだけで、作品の空気がガラッと変わる」とコメント。演技力はもちろん、“存在そのもの”が映画のクオリティを引き上げてしまう圧倒的な存在感に、監督も「すごい俳優さんに出会ったな」と驚いたそうです。
出典:WOWOW
- 山中瑶子監督(2024年 / 映画『ナミビアの砂漠』)
2024年公開の映画『ナミビアの砂漠』でメガホンを取った山中瑶子監督も、河合優実さんの演技を高く評価。インタビューでは、河合さんとの関係を“相思相愛”と表現されるほど信頼を寄せていて、「彼女にしかできない役だった」とコメントしています。
出典:映画.com

📺 視聴者が感じた、河合優実の演技の魅力とは?
- 映画『愛なのに』/ 2022年放送
河合優実さんが演じた女子高生の”岬”に、多くの視聴者が「とにかく引き込まれる独特な魅力がある」と絶賛の声が多数。「演技に引き込まれた」「河合優実さんの最高傑作」「演技もキャラもズルいくらい可愛い」といったコメントも寄せられ、実際にそこに生きているかのような自然さで、多くの観客を魅了しました!
出典:TRILL
- NHK連続テレビ小説『あんぱん』/ 2025年放送
NHK朝ドラ『あんぱん』で演じた蘭子に対しては、SNS上で「鳥肌ものの演技」「セリフがないところの表現力が天才」「蘭子のシーンだけ別次元の美しさ」といった声が溢れています。
出典:MANTANWEB
🔍 河合優実の演技哲学とは?
河合優実さんといえば、
「役をまるごと自分の中に取り込んで、本当に生きているかのように演じる」スタイルが大きな特徴です。
映画『あんのこと』のインタビューでは、「実在した人物を演じる以上、絶対に失礼にならないように役を守りたい」と語っていて、その真剣さが伝わってきます。撮影に入る前から監督やスタッフとしっかり話し合い、役の背景や気持ちを自分なりに落とし込んでから現場に臨んだそう。
さらに「役としてそこにいること自体が大切」とも話していて、セリフよりも表情や動き、ちょっとした沈黙にまで感情を込めるのが河合さん流。言葉に頼らずとも“その人が本当にそこにいる”ように見せられるのは、河合優実さんならではの強みですね。
🎉 さいごに
ここまで、いかがでしたか?
河合優実さんは、すでに「若手注目女優」という枠を超えて、しっかりと実力を認められている女優さんですよね。アカデミー賞をはじめとする数々の受賞歴に加えて、監督やスタッフからも「作品を引き上げる存在」と信頼されているのも納得です。
役ごとにまったく違う人物に見える“カメレオン”のような変幻自在さと、セリフに頼らず表情や所作で感情を伝える繊細さ。そして、観る人を引き込むミステリアスな雰囲気…。そのすべてが河合優実さんならではの魅力です。
これからますます、日本映画界を代表する女優として成長していく姿を追いかけずにはいられませんね♪