クラシック音楽界の第一線で、現在も活躍しているバイオリニストの高嶋ちさ子(たかしまちさこ)さん。
高嶋さんが、愛用しているのが、世界でもわずかしか現存しないと言われる、
ストラディバリウス『ルーシー』です。
「清水の舞台から飛び降りる思いで、手に入れた」と語るこの『ルーシー』は、
数十億円ともいわれる価値を持ち、最高の音色で音楽ファンを楽しませています。
そんな、高嶋ちさ子さんが所有するストラディバリウス『ルーシー』は、どのようなバイオリンなのでしょうか。
今回は、そんな高嶋ちさ子さんの『ルーシー』の魅力や購入秘話など、詳しくまとめていきます!
それでは、最後までお楽しみください♪
⭐高嶋ちさ子さんのプロフィール

- 本名:盛田知佐子
- 生年月日:1968年8月24日生まれ(現在56歳)
- 出身地:東京都渋谷区
- 職業:ヴァイオリニスト・音楽プロデューサー・タレント/株式会社シンバ代表取締役
- 演奏活動:12人のヴァイオリニスト代表・めざましクラシックス主催・テレビ・ラジオ出演・執筆活動など多岐にわたる
- 使用楽器:ストラディバリウス“ルーシー”(1736年製)
- 血液型・身長:A型、158cm
- トピック(2024~2025年):
- 12人のヴァイオリニスト全国ツアー継続(2024~2026年)
- 2025年には初の日本武道館公演&全国36公演ツアー予定
- 2024年にテレビ朝日主催「ザワつく!音楽会」「昭和歌謡祭」公演開催
- 2024年12月、「日ラオス外交関係樹立70周年」親善大使に就任
🎻ストラディバリウス『ルーシー』とは?
「ストラディバリウス」と聞くと名前は知っていても、
どれほど貴重で、特別な楽器なのかを詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?
ここでは、高嶋ちさ子さん愛用のストラディバリウス『ルーシー』についてわかりやすくまとめていきます。
🌍 世界に数百本だけの希少価値
まず、ストラディバリウスとは、
17世紀~18世紀にイタリアの弦楽器製作者アントニオ・ストラディバリが制作した弦楽器の総称です。
現存しているストラディバリウスのバイオリンは、
およそ600本と言われており、それぞれに製造年や特徴が異なる一点もの。
高嶋ちさ子さんの所有する『ルーシー』は、
1736年製とされるストラディバリウスで、音色の柔らかさや艶やかさが魅力と言われています。
🏷️『ルーシー』という愛称について
この『ルーシー』という名前の由来については、
調査してみましたが、公式プロフィールなどでも語られておらず、
名付けた経緯なども明らかにされていないようです。
青梅の皆さん盛り上げてくださってありがとうございました!3連ちゃん初日だから控え目に行こうと思ったが全力だしきちゃった。今日はストラディバリウスさんの命日です。ルーシーを産んでくれてありがとう pic.twitter.com/BpCIqJFJqP
— 高嶋ちさ子official (@chisako824) December 19, 2015
💎購入秘話|2億円でも後悔ゼロの理由
クラシック音楽の世界では、ストラディバリウスのような数億円規模の楽器は、
プロの多くが、レンタルして演奏することが一般的だそうです。
そんな中、高嶋ちさ子さんは、
若いころからあこがれていた『ルーシー』を、
「どうしても自分のものにしたい」という想いから、
思い切って購入したと語っています。
この時高嶋さんは、
「清水の舞台から飛び降りる思いだった」と話しており、
大きな覚悟のいる決断だったことがよくわかります。
🔑 レンタル楽器からの転機
高嶋ちさ子さんは、プロとして活動を始めた当初、レンタルしたバイオリンで演奏していたそうです。
しかし、演奏を続けていくうちに、
「本当に自分だけの楽器が必要だ」と感じるようになったそうです。
実は高嶋さん、若い頃に『ルーシー』を試し弾きをしていたことがあり、
別の楽器を使いながらも、「いつかは『ルーシー』を自分のものにしたい」という想いをずっと、
抱いていたそうです。
その後、
『ルーシー』と再会したときに、「これこそ自分の相棒だ」と確信。
思い切って購入を決断したと言います。
✅ 2億円でも後悔ゼロ
そして高嶋さんは、
「この決断に全く公開はない」と語っています。
その理由は、
どんな時も『ルーシー』が、自分だけの音色を届けてくれる唯一無二の存在だからなんだとか。
素敵な理由ですよね♪
高嶋さんが、『ルーシー』を、大切にしているのがよくわかります。

💰ストラディバリウス『ルーシー』の価値と相場
高嶋ちさ子さんが所有するストラディバリウス『ルーシー』は、
バイオリン界でもトップクラスの希少価値。
ここでは、『ルーシー』の市場価値や維持費などについて考察していきます。
💲 ルーシーはどのくらいの価値?
調査したところ、正確な購入額は明らかにされていませんが、
同じクラスのストラディバリウスは、
現在の相場で2億円から高いものでは10億円を超えるとも言われています。
そのため、『ルーシー』も2億円以上の価値があると推測されており、
コンディションや需要次第ではさらに高額になることも予測されます。
🔍 他のストラディバリウスとの比較
日本では、『ルーシー』のほかに、千住真理子さんが所有する『デュランティ』も有名です。
『デュランティ』は、推定3億円以上とも言われており、
音色や、来歴によってもさらに高騰するそうでえす。
『ルーシー』は、高嶋さん自身が長年弾き続けており、音が育っていると言われています。
同じ製造年代のストラディバリウスの中でも音色の評価が高いのが、特徴なんだとか。
🛡️ 維持管理にかかるコストや保険など
ストラディバリウスは、持っているだけでも大変。
演奏後の湿度管理や専用のケース、メンテナンス費用に加え、
万が一の盗難や破損に備えた保険料だけでも年間で、200~300万円規模になることもあります。
高嶋さんは、『ルーシー』の音色を守るために、
定期的な修理やメンテナンスを行い、
長年にわたってコンディションをキープしているそうです。
✨まとめ
ここまで、いかがでしたでしょうか。
高嶋ちさ子さんにとってストラディバリウス『ルーシー』は、
清水の舞台から飛び降りる思いで手に入れた、人生の相棒の特別な存在。
だからこそ、
『ルーシー』が奏でる特別な音色を、
高嶋ちさ子さんの演奏で、多くの人に届けられているのでしょう!
ぜひ、機会があれば、
『ルーシー』と高嶋しさこさんが紡ぐ音色を、
生演奏で体感してみてくださいね♪