2000年1月、東宝『シンデレラ』オーディションでグランプリを受賞し、同年公開の映画『クロスファイア』で女優デビューを果たした、長澤まさみ(ながさわまさみ)さん。
2004年5月公開の映画『世界の中心で、愛をさけぶ』にヒロインの亜紀を熱演。渾身の演技が、日本国内で高く評価され、長澤まさみの名が全国的に広がりました。
そんな、長澤まさみさんの演技力がいま、あらためて注目されているのをご存知でしたか?
そこで今回は、長澤まさみさんの演技力かどのように評価されているのか、過去の受賞歴や専門家の声を交えながら、深堀していきたいと思います!
それでは、最後までお楽しみください♪
⭐長澤まさみのプロフィール

- 本名:長澤 まさみ
- 生年月日:1987年6月3日(現在38歳)
- 出身地:静岡県磐田市
- 身長/血液型:169 cm/A型
- 所属:東宝芸能
- 職業:女優(ドラマ・映画・舞台)
- 趣味:料理・鑑賞全般
🎯長澤まさみの演技力とは!?
その理由が、数々の受賞歴や専門家からの絶賛コメントにありました。
📊長澤まさみの演技力が、高く評価されている理由とは!?
🏆 受賞歴が証明する演技力の高さ
10代の頃から長澤まさみさんの演技力は、注目されており20年以上にわたり第一線で活躍。数々の名誉ある賞を受賞しました。
- 第44回 日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞(2021年)作品:『MOTHER マザー』
- 第28回 日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞(2005年)作品:『世界の中心で、愛をさけぶ』
- 第35回 日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(2012年)作品:『モテキ』
- 第50回 菊田一夫演劇賞(2025年)作品:舞台『おどる夫婦』にて新境地を開拓
これらの賞は、映画・舞台関係者や専門審査員によって選ばれるもので、話題性ではなく、演技そのものに対する評価で選択されています。
🎬 映画界関係者が語る長澤まさみの演技力
ここでは、実際に長澤まさみさんの演技力が、どのように評価されているのか詳しく見ていきましょう。
🎭 多彩な“演じ分け”で魅了
三谷幸喜監督作『スオミの話をしよう』では、同一人物ながら異なる性格を演じ分け、その巧みさが大きく注目されました。日刊スポーツでは、長澤さん自身も「違う自分が生まれていた」と語っており、役に応じて、顔や性格を自在に切り替える演じ分けの巧みさが高く評価さています。
出典:日刊スポーツ
🏠 『ドールハウス』で見せた“リアルな恐怖感”
矢口史靖監督が映画業界誌で語ったところによると、長澤まさみさんの「ゾクゾク演技は100点」、観客を『背筋が凍る』ほど引き込むと評価されています。冒頭の絶叫顔で映画館全体をつかみ、観客が席を離れられないほどの存在感だったそう。
出典:WWDJAPAN
👁 画面に“本物の人がいる”という圧倒的存在感
映画専門誌や現場スタッフからも「長澤まさみは画面にいればいるだけでその場が充実する」「無言でも伝わるリアリティが他の俳優とは違う」と評価されています。大手女性誌へのインタビューでは、長澤さん自身が「カメラには内面も映る」と語っており、役に入り込む姿勢が高く評価されていました。
出典:美的.com
💫 信頼の証は、ジャンルを超えた“女優力”
長澤まさみさんの魅力は、人格や見た目の良さはもちろんのこと、恋愛・人間ドラマ・ミステリー・コメディなど、どんなジャンルの役柄でも自然とこなしてしまう演技力にありました。
作品名 | ジャンル | 役どころ | 評価のポイント |
---|---|---|---|
『世界の中心で、愛をさけぶ』 | 恋愛・青春 | 白血病の少女・亜紀 | 切なさと純粋さを自然に表現し、日本中が涙 |
『モテキ』 | 恋愛コメディ | ミステリアスな女性・松尾みゆき | コメディでも浮かないリアリティのある存在感 |
『MOTHER マザー』 | 社会派ヒューマン | 機能不全の母親 | セリフに頼らない鬼気迫る演技で圧巻 |
『コンフィデンスマンJP』 | 詐欺・変装コメディ | 詐欺師“ダー子” | テンションの緩急・七変化のような演技力が話題に |
『海街diary』 | 家族ドラマ | 次女・佳乃 | 抑えた感情と姉妹の距離感を丁寧に描く静かな熱演 |
この表からもわかるように、長澤まさみさんの演技は、”役を演じている”というより、あたかも”その人物として生きている”かのように感じさせてくれます。表情や仕草、沈黙の間まで細かく表現できるからこそ、どんな役でも自然に見えるのではないでしょうか。

☕ 長澤まさみの演技が、心に響くワケ
長澤まさみさんの演技が「自然なのに心に残る」と言われる理由。
それは、“演じる”のではなく“その人として生きる”という姿勢にあるようです。
実際、長澤さんはインタビューでこう語っています。
「演技って、感情を“見せる”ことじゃなくて、“感じていることがそのまま出る”ことだと思うんです」
引用元:美的.com
つまり、セリフや表情をテクニックを使って表現するわけではなく、その感情を本当に感じて生きていれば、自然と表現になるという考え方です。
また、舞台『おどる夫婦』について語った際には、こんな言葉も残していました。
「あの人ならどうするか…を考えるのではなく、あの人として“感じながら立つ”ことが、舞台の中で本当に大切でした」
長澤さんが、役になりきるのではなく、その人として呼吸し、感じているからこそ、観客は違和感なく物語に引き込まれ、静かに心を揺さぶられるのでしょう。
あなたが最近、心を動かされた長澤まさみさんの作品は何ですか?
🎬 さいごに
長澤まさみさんの演技は、ただ「上手い」だけではなく、観る人の心にそっと寄り添う力があります。
感情を押しつけるのではなく、自然体のまま、観る者の心を揺さぶる。そんな、静かで深い演技こそが、長澤まさみさんの最大の魅力ではないでしょうか。
数々の受賞歴や監督・専門家からの評価も、確かな実力を物語っています。
そして何より、20年以上第一線で愛され続けていること自体が、観客の心に届き続けている証とも言えますよね。
これからも、どんな役でも、その人として生きる長澤まさみさんの演技に、私たちは何度も心を動かされるはずです♪