2014年、テレビ朝日系ドラマ『事件救命医2〜IMATの奇跡〜』で本格的にデビューした俳優の磯村 勇人 (いそむら はやと)さん。
演技力を磨き続け2021年7月公開の映画『東京リベンジャーズ』で、主人公の親友”アッくん”を演じ、「あの赤髪リーゼントのイケメン、誰?」と磯村勇斗さんが注目されるようになりました。
その後、2024年1月スタートのTBS系ドラマ『不適切にもほどがある!』で、憎めない不良”ムッチ先輩”を演じたことで大ブレイク!皆さんも記憶に新しいのでは!?
そんな磯村勇斗さん、実はプロの間でも”演技力の高い俳優”として評価されているのを、ご存知でしたか!?
そこで今回は、受賞歴やプロの声をもとに、磯村勇斗さんの演技力について考察していきます!
それでは、最後までお楽しみください♪
⭐磯村勇斗のプロフィール

- 氏名:磯村 勇斗(いそむら はやと)
- 生年月日:1992年9月11日
- 年齢:32歳(2025年7月時点)
- 出身地:静岡県沼津市
- 身長:176cm
- 血液型:A型
- 職業:俳優(テレビ・映画・舞台・声優)
- 所属事務所:BLUE LABEL
- 経歴:
- 中学2年で自主映画を制作し、演技に目覚める
- 静岡・沼津演劇研究所所属。高校在学中に舞台デビュー(チェーホフ『プロポーズ』)
- 桜美林大学に進学 → 2年半で中退し役者に専念
- 小劇場で活動後、2014年に「ドリームプラス」に所属し、2016年からBLUE LABELへ移籍
- 2014年にテレビ朝日『事件救命医2〜IMATの奇跡〜』で本格デビュー
- 代表作:
- テレビドラマ:『事件救命医2』(2014)、『仮面ライダーゴースト』アラン役(2015)など
- NHK朝ドラ『ひよっこ』(2017)、『不適切にもほどがある!』(2024)
- 映画:『東京リベンジャーズ』(2021)、『PLAN 75』(2022)、『月』(2023)
🎯磯村勇斗の演技力とは?
その理由は、受賞歴や専門家からの絶賛コメントにありました。
📊磯村勇斗の演技力が、高く評価されている理由とは!?
ここでは、なぜ磯村勇斗さんの演技がこれほどまでに評価されているのかを、受賞歴や監督のインタビューなどをもとに詳しくご紹介します!
🏆 磯村勇斗の演技力を裏付ける受賞歴
- 日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(2024年)
映画『月』で、重度障がいを持つ青年という難役を、本当に生きているかのように自然に演じ切り審査員から「圧倒的なリアリティと説得力」と評価されていました。
- 日刊スポーツ映画大賞 助演男優賞(2023年)
『月』『正欲』『波紋』など複数作品で異なるキャラクターを自在に演じ分けた変幻自在の演技力が高く評価されたそうです。
- 報知映画賞 助演男優賞(2023年)
「説明がなくても物語を語る演技力」「役を演じるのではなく、役を生きる」と絶賛。
- その他受賞歴:ヨコハマ映画祭、キネマ旬報ベストテン、エランドール賞(2024年)など多数。
磯村勇斗さんの演技力は、「どんな役でも自然に見える」と評価され、数々の権威ある映画賞で、その実力の高さが、証明されているのがわかりますね。
🎬 現場のプロが語る、磯村勇斗の演技力とは!?
- 岸善幸監督 映画『正欲』
「この役は磯村勇斗さんしか思いつかなかった」とコメント。同作で磯村さんが演じた佐々木佳道という難役について、岸監督は「繊細さ」と「複雑な内面」を表現できる俳優として磯村さんに全幅の信頼を寄せていたそうです。
出典:J:magazine!
- 石井裕也監督 映画『月』
「彼は演技ではなく、そこに存在していた」・「カットがかかったあとも涙が止まらなかった」と語っています。石井監督は、磯村さんの迫田役に対し、「精神的にも肉体的にも極限を求められる役を真摯に演じ切った」と高く評価。
出典:GQ Japan
- 内山拓也監督 映画『若き見知らぬ者たち』
「現場を引っ張ってくれた」・「俳優としてのたくましさに驚いた」と語っており、磯村さんは、黙っていても現場を引き締める存在だったそう。
出典:FILMAGA
監督のインタビューからもわかるように、磯村勇斗さんは、撮影現場でも演技力が高く評価され、どんんな役でも自然と馴染んでしまうほどの実力があることがよくわかりますね。
📺 視聴者が語る、磯村勇斗の演技力とは!?
- 自然な演技が心に響く
視聴者からは、「抑えた演技がすごく良い」と高評価。無理に感情を出さずとも、自然に感情が伝わってくる演技が、評価されていました。
出典:朝日新聞デジタル
- 多彩な役をこなす柔軟性
ファンの間では、「作品ごとにまるで別人のように見える」との声が多く、仮面ライダーから恋愛ドラマ、社会派映画まで幅広い役柄に自然に溶け込める演技力が高く評価されていました。
出典:みんなのランキング
磯村勇斗さんの演技力は、感情を自然に伝える繊細さと、役ごとに印象が変わる柔軟さで、視聴者からも高く評価されていました。

🧠 役に“本気で向き合う”磯村勇斗の覚悟とは!?
磯村勇斗さんが、ここまで高い演技力を評価されている裏には、役づくりに対する真摯な姿勢と、表現への深い探求心があるようです。
ここからは、そんな磯村勇斗さんの演技に向き合う覚悟に迫ってみましょう!
🎬 体験と取捨選択によるリアルな役作り
映画『月』では、磯村さん自身が障がい者施設へ足を運び、実際の生活環境や言動を丁寧に取材。
そのうえで「経験をすべて使うのではなく、自分自身で必要な部分だけを選び取る」ことで、完璧ではないリアルさを演出しているそう。
出典:GQ Japan
🎭 自然さを追求しすぎず、型に「染まりすぎない」表現
20代前半のころは演技を作り込んでいたものの、今は「自然に演じすぎるがゆえに“型”に染まり過ぎない」よう、自分と役の境界をキープしながら演じることを意識しているそうです。
出典:PINTSCOPE
📚 小津作品から得た「間」の大切さ
磯村さんは、小津安二郎監督作品に深く共感しており、セリフより“間”や“空気”で語る演技の美学を学んだと語っています。表情と沈黙で感情を伝える現在のスタイルは、この美学が強く影響していると考えられます。
出典:PINTSCOPE
👦 作品の世界観に馴染みながら、人物の本質をリアルに描ける力
磯村勇斗さんは、ドラマ『珈琲いかがでしょう』では、表情や目線だけで感情を伝える演技が高く評価されています。また撮影現場では、緊張感をほぐしたり、みんなが気持ちよく撮影できるように、現場全体の雰囲気を整えるリーダー的な存在として周囲から信頼されていたそうです。
出典:TVガイドWeb
🎬 まとめ
ここまで、いかがでしたでしょうか?
磯村勇斗さんは、ただ「演技が上手い」だけでなく、作品の世界に自然と溶け込み、役柄の本質を掘り下げて表現できる俳優さんです。
その背景には、取材にもとづいた役づくり、感情表現の引き算、そして現場での信頼関係にありました。
映画賞・監督・共演者・視聴者。誰もが認めるその演技力は、徹底した準備と覚悟、そして一瞬一瞬に命を吹き込む真摯な姿勢から生まれています。
この先、磯村勇斗さんは、演技力を武器に日本映像界をけん引していく俳優となるでしょう!