【棒高跳び界の“記録製造機”】世界記録を何度も塗り替える空中の王者!
軽やかに、そして力強く、誰よりも高く跳ぶ。
そのアスリートとは、アルマンド・デュプランティス選手!
スウェーデン代表として活躍し、棒高跳びで何度も世界記録を更新してきたデュプランティス選手は、まさに“記録製造機”と呼ばれるにふさわしい選手。
驚異的なジャンプ力と美しいフォーム、そして試合ごとに自らの限界に挑む姿勢は、世界中の陸上ファンの心を惹きつけています。技術・身体能力・精神力のすべてを高次元で兼ね備えた、まさに「空を飛ぶアスリート」。
そこで今回は、そんなアルマンド・デュプランティス選手のプロフィールをwikipedia風にまとめていきたいと思います!
ぜひ、最後までご覧ください♪
⭐ アルマンド・デュプランティス選手のプロフィール

- 氏名:Armand Gustav “Mondo” Duplantis
- 愛称:Mondo
- 生年月日:1999年11月10日
- 出生地:アメリカ合衆国 ルイジアナ州ラファイエット
- 国籍・代表:スウェーデン代表(アメリカ・スウェーデン二重国籍)
- 身長・体重:身長 1.81 m
- 所属クラブ:Upsala IF(スウェーデン)
- コーチ:Greg Duplantis(父)および Helena Duplantis(母)
- 競技種目:棒高跳び
👤 アルマンド・デュプランティス選手の特徴とは?
181cmと大柄ではないが、身体能力の高さを活かし、高速の助走としなやかな動きで高く跳ぶのが持ち味。助走のスピード、跳ぶタイミング、空中での体の使い方など、棒高跳びに必要なすべての技術が高いレベルにあります。
特に、ポールをしならせる技術と、バーを越える瞬間のバランス感覚には定評があり、6メートル以上の跳躍を安定して成功させる力は世界でもトップクラス。
試合中の集中力や、記録に挑む時の細かな調整力も優れており、正確で美しい跳躍は「芸術的」と称されいます。
📖 アルマンド・デュプランティス選手のエピソードとは?
父と始めた“裏庭ジャンプ”
デュプランティス選手が棒高跳びを始めたのは、なんと自宅の裏庭。
元棒高跳び選手の父・グレッグさんが、裏庭に棒高跳び用の練習スペースを作り、兄と一緒に遊びながらポールを持って跳んでいたそうです。
本人も「気づいたら跳んでいた」と話していて、それが今の“空中王者”の原点なのだそう。
試合で感じた「跳べることのありがたさ」
2021年、ある大会でバーを5.92mに上げた後、首のあたりを気にして試技を棄権したことがありました。大きなケガではありませんでしたが、万全ではない身体で跳ぶことの難しさを痛感したそうです。
この経験が、「跳べること自体が当たり前じゃない」と感じるきっかけになったのかもしれません。
静かな集中力と、美しい跳躍
デュプランティス選手の試合は、あまり派手なアピールはなく、とにかく静かに集中して助走をスタートします。ポールを使うタイミング、空中での体のコントロール、そして美しいフォーム。
そのすべてが計算されつくされ、その跳躍は「芸術品」と評価されています。
🏫 アルマンド・デュプランティス選手の経歴とは?
アメリカ・ルイジアナ州ラファイエット出身。
地元の学校に通いながら幼い頃から棒高跳びに親しみ、10代ですでに数々の年代別記録を更新。高校卒業後はルイジアナ州立大学(LSU)に進学し、NCAA(全米大学体育協会)の大会でも活躍した。
2020年から本格的にプロ転向し、スウェーデン代表として国際大会に出場。東京2020オリンピックでは金メダルを獲得し、以降も世界記録を次々と更新。2024年には6m23の世界記録を樹立するなど、現在も世界の第一線で活躍を続けている。
🏅 アルマンド・デュプランティス選手の主な大会実績
- 2018年 ヨーロッパ陸上競技選手権(ベルリン):男子棒高跳び:優勝(6.05m/U20世界記録
- 2020年 東京オリンピック:男子棒高跳び:金メダル(6.02m)
- 2022年 世界陸上競技選手権大会(オレゴン):男子棒高跳び:金メダル(6.21m/世界記録)
- 2023年 世界陸上競技選手権大会(ブダペスト):男子棒高跳び:金メダル(6.10m)
- 2024年 世界室内陸上競技選手権大会(グラスゴー):男子棒高跳び:金メダル(6.22m/室内世界記録)
- 2024年 パリオリンピック:男子棒高跳び:金メダル(6.23m/世界記録)
- 2025年 世界陸上競技選手権大会(東京):男子棒高跳び:金メダル(6.30m/世界記録更新・大会3連覇)
🏆 アルマンド・デュプランティス選手の主なタイトル・受賞歴
- オリンピック金メダル(2020年・2024年)
- 世界陸上 金メダル3回(2022・2023・2025)
- ヨーロッパ選手権 優勝(2018・2022)
- 世界室内選手権 優勝(2022・2024)
- ダイヤモンドリーグ 年間チャンピオン 5回以上
- Laureus 世界スポーツ賞「年間最優秀男子選手賞」受賞(2025年)
- スウェーデン年間最優秀スポーツ選手賞 多数受賞
⏱️ アルマンド・デュプランティス選手の主な記録
- 棒高跳び 世界記録(屋外):6.30m(2025年9月、東京世界陸上 決勝)
- 棒高跳び 世界記録(室内):6.22m(2024年3月、グラスゴー 室内世界選手権)
- 6m超ジャンプの通算成功回数:80回以上(史上最多)(※2025年現在、最多記録更新中)
🌈 まとめ
ここまで、いかがでしたでしょうか?
これまで何度も世界の壁を越えてきたデュプランティス選手。
それでも彼は、まだその先を見つめて、さらに高みを目指し続けています。
毎回の跳躍に込められた集中力と情熱、そして“記録に挑む姿勢”は、見る人すべてに力を与えてくれます。
どんな記録を出しても、どれだけ賞を取っても、彼は満足することなく、自分を超えようとする。そういう姿こそが、多くの人を魅了する理由なのでしょう。
これからも、私たちはその跳躍を見守り、応援していきます。
世界の空を跳び続けるデュプランティス選手に、もっと大きな拍手を!