2012年1月に、『仮面ライダーフォーゼ』でドラマデビュー!
その後も演技力の研鑽を重ね、2019年1月から放送された火曜ドラマ『初めて恋をした日に読む話』で、ピンク髪の不良高校生役を演じ大ブレイクを果たした俳優の横浜 流星 (よこはま りゅうせい)さん。
そんな、横浜流星さんの演技力が、さらに注目されているのを皆さん、ご存知ですよね?
今回は、横浜流星さんの受賞歴やプロの評価をもとに、俳優としての実力を詳しくご紹介していきます♪
それでは、最後までご覧ください!
⭐横浜流星のプロフィール

- 本名:横浜 流星(よこはま りゅうせい)
- 生年月日:1996年9月16日
- 年齢:28歳(2025年7月現在)
- 出身地:神奈川県横浜市
- 血液型:O型
- 身長:174cm
- 職業:俳優・モデル
- 所属事務所:スターダストプロモーション
- 趣味・特技:極真空手(初段)・格闘技観戦・音楽鑑賞・愛犬散歩
- 代表作:映画『正体』・NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』・映画『国宝』
- 受賞歴 (2024~2025):
- 第48回日本アカデミー賞(2025年)最優秀主演男優賞(映画『正体』)
- 第79回毎日映画コンクール(2025年)主演俳優賞(映画『正体』)
- 報知映画賞(2024年)主演男優賞(映画『正体』)
🎭 横浜流星の演技力とは!?
その理由が、近年に受賞歴やプロの評価にありました。
🏆 演技賞の受賞が実力を証明している
横浜流星さんは、映画『正体』で、名誉ある演技賞を複数受賞しています。
- 第48回 日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞
- 第79回 毎日映画コンクール 主演男優賞
- 報知映画賞 主演男優賞(2024年)
これらの賞は、映画関係者・記者・専門の審査員によって審査されるもので、
「人気」や「話題性」ではなく演技力そのものの評価が対象です。
特に、映画『正体』では多重人格という非常に難しい役を演じ、
- 視線だけで異なる人格を表現する演技
- 静かな狂気や哀しみをセリフに頼らず伝える描写
これらの演技が、映画関係者から「”演じる”のではなく”存在していた”」と評価され受賞に繋がりました。
💫 NHK大河主演は『演技力の信頼』の証
2025年1月放送スタートのNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』にて、横浜流星さんは、主演の蔦屋重三郎役を務めています。
NHK大河ドラマの主演は、『国民的な信頼』・『演技への実績』・『作品を背負う力量』を備えた俳優しか起用されないと業界では語られており、若手俳優としては異例ともいえる大抜擢だったそう。
横浜流星さんが、 演技でも魅せられる俳優として業界から信頼されているのがよくわかります。
🎬 ジャンルを問わない『演技の幅』がある
横浜流星さんは、サスペンス・恋愛・アクションと幅広い作品に出演しています。
作品名 | ジャンル | 役どころ | 評価のポイント |
---|---|---|---|
『初めて恋をした日に読む話』 | 恋愛 | 不良高校生 | ピンク髪でもリアルな内面描写が話題に |
『ヴィレッジ』 | サスペンス | 孤独な若者 | 目線と沈黙での感情表現が高評価 |
『正体』 | 心理サスペンス | 多重人格者 | 圧倒的な没入感と存在感が評価された |
『嘘喰い』 | アクション/ギャンブル | 天才詐欺師・斑目貘 | 嘘と心理戦を使い分ける緻密な演技が光り、スリルを支える中心的存在として好評 |
『春に散る』 | スポーツ/人間ドラマ | プロボクサー志望の青年 | 肉体的・精神的リアリティが共に求められる難役を熱演、迫真の試合シーンも話題に |
横浜流星さんは、恋愛・サスペンス・心理劇・詐欺師・スポーツドラマといった様々なジャンルで、演技ができるのは、俳優としての引き出しが豊富だからなのでしょう。
映画『嘘喰い』では、詐欺師としての頭脳戦や駆け引きなどの演技が求められ、視線や間、口調といった細かい演技が、高く評価されています。

👀 横浜流星の『演技が下手』という声は、なぜ出るのか?
横浜流星さんの演技は、多くの作品で高い評価を受け、数々の映画賞にも輝いています。
それにもかかわらず、SNSでは一部でこんな声も見かけます。
- 「感情が伝わりにくい」
- 「目線だけで、心がつかめない」
- 「淡々として棒読みのように聞こえる」
これには、横浜流星さんの演技スタイルや誤解・先入観が関係していると考えられます。
🎯『練り込まれた』静の演技は誤解されやすい
横浜さんは、映画『ヴィレッジ』や『正体』で、目線・沈黙・仕草の細かさまで計算された、静かでじんわりと感じる演技が、観る人によっては『演技っぽい』『無表情』と捉えられてしまったのでしょう。
『ヴィレッジ』で監督を務めた藤井道人さんは、「今まで見たことがない横浜流星でないと意味がない」と語ったほど、緻密に構成された演技なので、あえて横浜流星感を出していない可能性もあり、誤解されてしまったと考えることもできますよね。
🧠『役を生きる』姿勢ゆえの自然さが、誤解の元となっている
こうした日常に溶け込むような、ありのままの演技は、本来とても高度な技術です。
ですが、映画『正体』のように抑えたトーンで感情を内に抱えた人物を演じる場面では、「あえて語らない・動かない」演技が多くなります。
そのため、感情の爆発や涙、叫びといった目に見える起伏を期待する視聴者にとっては、「盛り上がりに欠ける」「印象が薄い」と感じてしまうのでしょう。
☕ 横浜流星の演技が、心に響くワケ
横浜流星さんは、演技において「役を生きる」ことを一番大切にしているそうです。実際に横浜さんは、このように語っています。
「内面から本物にならなければ、役を生きることはできません」
引用元:テラスマガジン
つまり、演技は技術ではなく、心からその人になることが肝心だということ。その姿勢が、目線や間合い、呼吸など、静かだけど胸を打つ演技につながっていました。
また、格闘家役に挑戦した『春に散る』では、身体だけでなく心も”翔吾”として覚悟を持って生きるために、このように語っています。
「内面が翔吾に近づけば、自然と日常生活も変わってきますし、そうすると身体も変わってきます」
引用元:テラスマガジン
この徹底的な役作りこそが、自然なのに、視聴者の心に深く響く演技の秘密。力まず、そっと感情が伝わってくるのは、その人を生きようとする覚悟があるからなのでしょう。
📝 さいごに
演技が、上手いか下手か。
それは時に、観る人の感じ方によって大きく変わるものです。
でも、横浜流星さんの演技には、表現を超えて、感情に届く何かがあります。
横浜流星さんの演技が響くのは、それが作られた表現ではなく、役の人生を引き受けて生きた結果、生まれてくる「心の真実」だからなのではないでしょうか。
だからこそ、セリフがなくても、声を張らなくても、一瞬のまなざしだけで感情を届けられる俳優として、多くの作品に起用されているのだと思います。
これからも、作品の中で”その人物”として生きる横浜流星さんの姿に、引き続き注目していきましょう!